爪、痕

バッツがスコールのを握ってるお話。微妙に喘いでます。会話文。 「いい加減放せ」 「やだ」 「放せ」 「いやだ」 「・・・(放せって言ってるだろう)」 「いやだ」 「なにも言ってない」 「思ってたくせに」 「とにかく、ここから手を放せ」 「いいじゃん、へるもんじゃないし」 「そういう問題じゃない」 「俺がスコールのシコシコしてなにが悪いんだよ!」 「冷静に考えるとおまえの頭の中がかわいそうになる発言だな」 「いいだろーべつにー」 「っ、バッツ、痛い」 「あ、ごめん、つい力がはいっちゃった」 「あと、爪あたって痛い」 「爪は当ててるんだって、痛いの好きなの知ってるからな」 「・・・」 「ここ、好きだろ?」 「ィ、ッ・・・」 「興奮してきた?」 「・・・(なにを考えてるんだ)」 「ぬるぬるしてきた」 「・・・」 「スコールは俺の手でしかイけないようにしてあげる」 「断る」 「俺なしじゃ生きていけないようにしてあげる」 「断る」 「実際、そうでしょ」 「・・・っつ」 「そろそろ、いただきます」
2010 2 5