渇きに潤いを

ついったで会話してたら書きたくなった^3^傷を触られてびくびくする58ネタ ヤンデレちっくなバッツもすき 「この傷って?」 「ああ、これは・・・(サイファーにやられた)」 「なあ触ってもいい?」 「あ、ああ(触ったところで、ただの傷・・・だろ)」 「・・・痛いか?」 「いや、もう治ってるからな」 「ふうん」 スコールの傷口を軽く、指先で触れた 誰かにつけられた傷 俺じゃなくて誰かにつけられた傷、それは羨ましくもみえて、悔しい 触れた指先をやんわりと、もういいだろう、と退けられた それに、俺はムッとした 「・・・舐めていい?」 「なに言ってるんだ?」 「・・・」 「おい、バッ・・ツ・・・」 「(俺のスコール、俺の、俺の・・・俺のだけでいて)」 「ッ、・・・ン」 「・・・ん、痛かった?」 「や、めろ・・・」 「やめない」 「そんな、に傷をいじってなにが楽しいんだ」 「ん、気持ちよさそうな顔、してるよ」 「・・・(なんなんだ、この傷はサイファーにやられただけで・・バッツとはなにも)関係ない、だろ」 「ある」 「ないだろう」 「ある、あるっ、俺のスコールに傷をつけていいのは俺だけなんだ」 「・・・(なにいってるんだ)」 「だから、この傷も気に入らない」 「傷をなくすことなんて、」 「なくさなくていいんだ、俺に触られて感じるようにしてあげる」 「・・・(ほんとに、なにを)」 「傷が疼いたら俺を思い出すように、な?いい案だろ?」 ねっとりと俺の舌がスコールの傷を舐めた 舌が触れるたびにスコールは声を殺して真っ赤な顔で俺をにらみつけた 「その顔、俺にだけ見せてね」
2010 2 25