守るべき人

SeeD前は一方的にスコールがサイファーを好き 対立したときはお互いにすきすき同士だといいな、という願望 少し捏造しすぎて意味が分からないと思います。 ※補足 魔女の騎士として守るべき人に気づかされたスコールは、 サイファーも守りたいと、サイファーを失ってから気づいた という感じの流れです´▽`説明も下手ですみません。 「おい」 「・・・(なんだ、)アンタか」 「ちょっと付き合え」 「断る」 「俺の命令に背く気か?班長命令だぞ」 「・・・(命令、か)」 なんてこともあったな、と思い出したのはなぜだろう 気づいたらサイファーは魔女の騎士として、目の前から去った 「なあ、アンタは、本当に魔女の騎士になりたかったのか?」 「さあな」 「・・・俺は魔女の騎士というより、その人を守りたかった」 「それで?」 「だからその人が魔女でも俺は騎士として戦った」 「そうだな」 「でも、俺はアンタを守りたかった」 「・・・」 「・・・」 「俺は、」 「サイファーが、俺を敵視しているのに、あの時の視線が忘れられないんだ」 「・・・」 「俺だけを見て、俺に傷つけられて、俺を恨んで、俺だけを考えて」 「スコール、おまえ、なにが言いたい」 「サイファーが誰かのためになにかをするのは、俺にとって、」 「すまない、」 「フンッ・・・おまえにとって、俺が一番大事なわけじゃないだろうが」 「・・・(大事だと言ったら、アンタは俺を見てくれるのか)」 「リノアやセルフィ、あ〜・・負け犬も居るだろうが」 「・・・ゼルのことか」 「俺にだって、風神雷神が居る」 「・・・(そこに、俺の入るよちはない、ということか)」 「だからおまえと俺は違う」 「・・・」 「関わるなよ、」 「・・・」 「俺はおまえが敵でいいんだ」 「よくない」 「いいんだ」 「・・・」 「存分に殴れるってもんだろ」 俺にとって、守るべき人はアンタだけなんだ、サイファー どこにも行かないで、俺だけを見てほしかった 俺の中での強いサイファーのままでいてほしかった ただそれだけだったのかもしれない 「いつか、アンタを殴り倒す」 「ハッ、できるもんならな」 「魔女の騎士は、守るべき人を守るさ」 「俺の台詞だ」 「だから、俺にとって大事なアンタも、守るさ」 「・・・チッ」 いつまでも居なくなったアンタの後ろを追いかけるたびに、額の傷が疼くんだ
2010 2 27