サラリーマン

これまたツイッタネタ。芸能系のリーマン?と営業マンだっけ? 某Kの妄想によりうみだされました^^^設定はちょこっと変えて続きを書いてみるテスト スコールがバッツのマネージャーになるとか妄想してました 仕事の話をしよう、そう言いながら書類へと目を向けたスコールに、未だ目を奪われたままのバッツ ここぞとばかりに大きなため息をひとつ、スコールが吐き出した しまった、とバッツが慌てながらスコールから書類へと目を向けた 「(なんなんだ、一体)」 「(嫌そうな顔も、美人というか…)」 「〜話を聞いているのか?」 「え、あっ、…悪い」 「…(そんなに顔を気にかけて、なにが楽しいんだ)」 「仕事の話、続けてくれ」 「……(少し、童顔か?それに肌も綺麗だな)」 手に力がこもり、バッツの書類は少しくしゃり、と音を鳴らした スコールはお構いなしに仕事の話に入った その間も、ちらちらと視界に入るのはバッツの様子 視線はこないものの、人の話を聞くにしては、書類に顔を押し付けてじっとしているに過ぎない なにをしているんだこいつは、と半分呆れきった表情を浮かべてスコールは眼鏡を外した 話に身が入らないのは二人とも同じだった 机に置いた書類の上に眼鏡を置き、書類で隠れたバッツの顔を覗くように見つめた バッツはようやくスコールの視線に気づき、書類からそっ、と顔を出した なんですか、とやや腰が引き気味だが、姿勢は先ほどより低い スコールがバッツを見つめたまま話を聞いていたか、と尋ねれば 残念ながら話は聞いていなかったようだ 申し訳なさそうにスコールから視線を外してバッツは顔を俯かせた スコールは書類に目を戻すのではなく、 顔は俯いたが、少し大きめな瞳や童顔の顔立ちのバッツを見ていた 不意にスコールの手がバッツの頬へと伸びた 「アンタ、芸能に入らないか」
2010 3 10