気持ちとは裏腹

フリティダといいはる FF10があまりにもすきすぎて困るんだ ティーダとジェクトがすきなんだ だからこそ、ふたりが笑っていっしょに戻れるのを願ってるっつーそういうことだ しんみりしたお話をたまに書くと気分がへにょんとするのも、たまにだからいい どうしようもなく、無性にその言葉が欲しかった 「のばら」 「どうしたんだティーダ」 「のばら、」 「うん」 「あのさ」 「好きだよ」 「うん」 「・・・」 「親父さんだって、そう言ってくれてるだろ」 「うん」 「好きだよ、ティーダ」 「うん、うん・・」 「ホントによく似ている」 「なにがっスか」 「ホントは寂しいのに、寂しくないって我慢しているところ、だな」 「親父と一緒にしないで欲しいっス」 「そうだな」 「それに、今は、寂しくない」 「・・・そうだな」 「のばらが、好きって言ってくれるっス」 好きってこと 俺が親父をどんな風に思ってたか知ってるだろ? 親父が嫌いなんじゃない、 親父という存在に憧れて、それでいて、悔しさがあった だからこそ、親父と戦って だからこそ、親父に最後くらい 好きって伝えて 好きって抱きしめて欲しかったんだ
2010 4 8