そろそろいいですか?

WEB拍手に置いていたお礼小説になります
少し加筆修正済み
お礼小説:バツ→←スコ(会話文)











「スコールはここに座って」
「・・・」


(なにをする気なんだ)


「で、俺はスコールの膝の間にはいる」
「・・・」


(いつもと変わらない、ただそこに居て、昼寝をするだけだろ?)


「それで、こう、唇を合わせて」
「・・、っ・・バッツ!」
「いつも手を繋ぐか、膝枕か、抱きしめるか・・さすがに俺も我慢できないさ」
「だからって・・き、き、き・・・・」
「きす、したかった」


(唇、バッツの、柔らかかったな・・・とか考えてる場合じゃないだろ)


「きすくらい減るもんじゃないだろ?」
「そうかもしれないが、急にされるのは断る」
「じゃあ言ってからすればいいんだなっ」
「・・・」


(なんでそうなる)


「スコール、キスするぞっ」
「断る」
「じゃあスコールからどうぞ」
「・・・」


(どうぞって、アンタなにを考えているんだ)


「・・・」
「・・・」


(目瞑ってくれないと出来ないだろ、)


「ああ目瞑っておいたほうがよさげ?」
「・・・」


(まつげが長い、黙っていれば・・いいのに)















2010 3 28  ろく