たいばに2

虎←兎 「おじさん」 「なんだよ、さっきまで虎徹さんだったろ〜」 「いえ、特別なときに名前で呼ぶ方がいいかと思いまして」 「・・・」 「なんですか、おじさん」 「いや、さ、一応きいておこうかなって」 「なんでも聞いていただいて結構ですよ、」 「バニーちゃんのいう特別なときって、いつよ」 「ふふ」 「なになにその笑い」 「おじさんてば、そんな分かりきったことを聞くなんて」 「(ぜんぜん分からないというより、分かりたくないんだけどな、おじさん)」 「お教えしますよ、特別なとき、すなわち、」 「・・・」 「XXXのときですよ、おじさん」 「バーナビー、俺、おじさんって愛称のほうがいいわ」 「・・・」 「(貞操の危機すぎる)」 「いま、おじさん」 「あ?」 「僕のことを、名前で」 「あ、ああ・・そうだな、(目がぎらぎらして怖い)」 「それは僕の公式でいくとGOサイン!」 「バーナビーそれは違うぞ、違うぞ絶対!」 「特別な時におじさんがそう呼んでくれるのを楽しみ待ってましたよ」 「特別な時なんてこな、ちょ、おじさんハンサムエスケープつかうから・・!」 「逃がすとでも?」 「・・・」 「・・・」 「・・・ば、ばにーちゃん」 「なんです虎徹さん」 「おじさん呼びで、常に5mくらい離れてくれませんか」 「いやですよ」
2011 7 4